プラグイン:MailMakerPop+
ユーザー様より、メールの本文中に「NULL文字|Code(0)」があった場合、それ以降の文字が除外されるとの連絡。
「NULL文字|Code(0)」!!! 扱いが面倒!
検証するために「NULL文字|Code(0)」が必要になる。
お手軽なVBScriptを利用する。
ファイル名:clipboard.hta
内容:
<script type='text/vbscript'>
clipboardData.setData "Text", "Hello!" + vbNullChar + "かきくけこ"
</script>
clipboard.hta を実行。
これでクリップボードに「"Hello!" + vbNullChar(NULL文字) + "かきくけこ"」が入る。
試しにメモ帳(NotePad)に貼り付け、
ん!?
「Hello!」しか張り付きません。
が、
FileMakerのフィールドにペーストすると、
「Hello!かきくけこ」となります。
表示はされていませんが、"Hello!" と "かきくけこ" の間に NULL文字 が存在します。
この NULL文字 を含んだフィールドの文字列を MailMakerPop+ に送ると、 NULL文字 以降の文字列が除外されてしまいます。
以下のバージョンで修正済です。
MailMakerPopPlus_Ver3.1 dll2.0.1.9
[ダウンロード]|Download Ver.3(32) - MailMakerPopPlus FileMaker Mail Plug-in :
https://sites.google.com/site/mailmakerpopplus/download-ver-3x32bit
※FileMaker Pro 12・13対応
※FileMaker Pro 11 でプラグインに送る文字列中に「NULL文字|Code(0)」があった場合、FileMakerがフリーズします。
FileMaker Pro 11 の場合は、FileMaker側で処理する必要があるのですが、チョット面倒です。
Substitute ( フィールド ; Char(0) ; "" )で置換出来ると思ったのですが、Char(0)は、使えない様です。
以下に情報がありました。
みんなで助け合おう!初心者のFileMaker pro Q&A : http://russ.jp/stepbbs/step.cgi?mode=view&no=86202
NULL文字 をフィールドに入れておけば、置換可能との事。
「NULL文字グローバルフィールド」 を作り NULL文字 を入れておきます。
NULL文字 の取得は、ファイル:clipboard.hta をチョット変更して、
ファイル名:clipboard.hta
内容:
<script type='text/vbscript'>
clipboardData.setData "Text", vbNullChar
</script>
これで、 NULL文字 だけコピー出来ます。これを「NULL文字グローバルフィールド」に貼り付け、
Substitute ( テキストフィールド ; NULL文字グローバルフィールド ; "" )
でOK!
SyntaxHighlighter
2014年9月18日木曜日
2014年9月12日金曜日
FileMakerでメール受信。MailMakerPop+ 文字化け!?
私の規定のメーラーは、FileMakerです。もちろんプラグインは、「MailMakerPop+」!
大体のメーラーは、text/html があれば、HTMLを規定で表示するので問題になりにくいのかな?
TESTも兼ねて使用しています。
テンプレートは、「Mail_template3」。基本的なメーラーの機能は、有しています。
※カスタマイズ向きなのは、Mail_template8[MMPLib2] です。
本日大手メーカーからのメール、本文(text/plain) が「?」になっています。
本文(text/html)は、問題ありません。
メールメッセージの元を確認します。
マルチパートで text/plain と text/html のメールです。
「text/html」のヘッダー情報:
--= Multipart Alternative Boundary 20140911171859.1034948892
Content-Type: text/html; charset="ISO-2022-JP"
Content-Transfer-Encoding: 7bit
いたって普通。文字化けもありません。
「ISO-2022-JP|7bit」のエンコードです。
「text/plain」のヘッダー情報:
--= Multipart Alternative Boundary 20140911171859.1034948892
Content-Type: text/plain; charset="ISO-2022-JP"; format=flowed
Content-Transfer-Encoding: quoted-printable
記述は、普通です。
「ISO-2022-JP|quoted-printable」のエンコードです。
が、しかし!?
本文は、
$B$3$N$?$S$O
※前後、はしょっています。
$B$3$N$?$S$O は、「このたびは」 となるのですが、明らかに「quoted-printable」では、ありません。
これは、「ISO-2022-JP|7bit」のエンコードです。
ヘッダー情報を書き換えると文字化けは治ります。
「text/plain」のヘッダー情報:
--= Multipart Alternative Boundary 20140911171859.1034948892
Content-Type: text/plain; charset="ISO-2022-JP"; format=flowed
Content-Transfer-Encoding: 7bit
大体のメーラーは、text/html があれば、HTMLを規定で表示するので問題になりにくいのかな?
しかし、チョットあせるのでやめて欲しい。
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